明秀日立・金沢監督 4年ぶり初戦突破「選手たちがしつこく食らいついたのが点数につながった」

[ 2022年3月23日 13:27 ]

第94回選抜高校野球大会第5日第2試合 1回戦   明秀日立8―0大島 ( 2022年3月23日    甲子園 )

<明秀日立・大島>2回2死満塁、明秀日立・平野が左前に2点適時二塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 第94回選抜高校野球大会第5日は23日、阪神甲子園球場で1回戦が行われた。第2試合では、4年ぶり2回目出場の明秀日立(茨城)が8―0で8年ぶり2回目出場の大島(鹿児島)に勝利。4年ぶりに初戦突破した。

 昨秋の関東大会王者・明秀日立が力強く初戦を勝ち上がった。2回2死満塁から本坊の押し出し四球、平野の左前2点適時二塁打で3点を先取。3回2死二塁からは小久保の右翼へに適時二塁打で1点を加点し、4回2死満塁から猪俣、佐藤の適時適時短長打で4点を加えた。

 投げてはエース右腕・猪俣がコーナーに直球、変化球を制球し、8回を無失点、最終9回は石川が締めた。

 試合後、金沢成奉監督(55)は「一戦一戦と思っていた。初戦を勝ててよかった。ラッキーな点の取り方で一気に主導権が来た。選手たちがしつこく食らいついたのが点数につながった。このチームは打つと言われているんですが、最終的にはつなぐ野球。特に追い込まれてからのアウトのなり方、1球でも多く投げさせることだったり、そういうことができるチーム。うちらしい点の取り方ができた」とナインを称えた。

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