宮本和知氏 「サイン」の裏話 複雑だった球種のサイン「算数できない投手が1軍登板なくファームに…」

[ 2022年3月23日 15:34 ]

宮本和知氏
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 昨年まで巨人の投手コーチを務めていた宮本和知氏(58)がニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。原辰徳監督のもとで投手コーチを務めた日々を振り返った。

 現在は球団社長付アドバイザーなどを務める宮本氏。

 戦術で使う「サイン」はどのくらいの頻度で変更するのか、という質問に「スクイズ1回使ったら、試合中に変えちゃいます。スクイズだとそんなに使うこともないけど、もし使ったらその場で変えますね」と明かした。

 さらに「一番大変なのは捕手。3種類くらいあるし、5進法とか使ってて。今は使ってないと思うけど、昔は3種類サイン持てって言われたんです」とし、投手はサインが出されるたびに計算していたという。「昔、算数できない投手がいたんですけど、1軍登板なくファームにいきましたね。計算が遅いんですよ。ブルペンから練習しとけってやるんだけど、ブルペンですでにもう…」と計算が遅いがゆえに球種のサインが理解できなかった投手がいたといい、笑いを誘っていた。

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2022年3月23日のニュース