宮本和知氏 巨人・原監督は「厳しい。緊張感張り詰めている」 でもユニホームを脱ぐと…ワイン秘話

[ 2022年3月23日 15:13 ]

宮本和知氏
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 昨年まで巨人の投手コーチを務めていた宮本和知氏(58)がニッポン放送「ナイツザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)に出演。原辰徳監督のもとで投手コーチを務めた日々を振り返った。

 現在は球団社長付アドバイザーなどを務める宮本氏。

 原監督は「監督としては厳しいですね。プレーボールかかったらガラっと変わりますから。本当に緊張感張り詰めてますよ。でもユニホーム脱ぐと、ほんと良い先輩。おいしいものを食べさせていただいたり、おいしいワインとか。監督はワインに詳しいのでね」と回想。

 「昨年から桑田(真澄)が来たんでね。桑田はワインに詳しい。監督は『今までは宮に飲ませても、おいしいです!しか言わないんだよ、真澄~』とか言って」とモノマネしながら振り返り、「桑田は『これはシャルドネの…』とか言える。ワインの話で盛り上がるから監督は楽しいんじゃないでしょうか」と笑いながら明かした。

 投手コーチとして一番重圧がかかったことについて「野手出身の監督さんは四球が嫌い。投手出身もそうだけど。投手交代して、いきなり2ボールになると、その時は体のいろんなところから汗が出る。ツーっと」と苦笑。「僕は現役時代、王さん、藤田さん、長嶋さんとお世話になったけど、野手の監督さんは四球が我慢できない。だから交代が早いことが多いですね。でも原さんは王さん、長嶋さんに比べると我慢されてた方だと思う」と述べた。

 「内野出身の監督はバントとか作戦が細かい。全体を見られるのが外野出身の監督。捕手出身は細かい。今、阿部慎之助コーチがディフェンス(チーフコーチを)兼任してるからいろいろ指示してますけど、細かいことやりますよ。昨年もこういうサインやってみたいとかありましたよ。2軍監督やった時に、バントシフト、けん制とかいろんなことやったみたいなので。1軍でもやってみようとかね。すごくディフェンスで細かいことやってましたね」と明かした。

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2022年3月23日のニュース