巨人ドラ1・大勢 球団史上初開幕新人クローザー!25日初登板初Sなら82年の阪急・山沖以来の快挙

[ 2022年3月23日 05:30 ]

巨人の大勢(左)
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 巨人のドラフト1位・大勢(関西国際大)が、球団史上初となる開幕新人クローザーとしてシーズンに臨むことが決定的となった。

 昨季19セーブのビエイラがオープン戦防御率16・88と振るわず、2軍調整中。大勢は18日のロッテ戦で2点リードの9回を1安打無失点に抑え「プロ初セーブ」をマークすると、21日のオープン戦最終戦(対楽天)でも同点の9回にマウンドに上がっており、開幕から大役を任される。以前から先発よりも救援に意欲を示し、「開幕戦、1点リードの9回」というしびれる場面について「常にその状況をイメージしている」と力強く話した。

 他球団の新人クローザーでは、90年与田(中日)、15年山崎(DeNA)、昨年の栗林(広島)がいずれも30セーブ以上をマークし、新人王を獲得した。新人が開幕戦でセーブを挙げれば、82年の山沖(阪急)以来、40年ぶり2人目の快挙となる。最速158キロ右腕は「ビエイラが帰ってきても抑えで投げられるようにやっていきたい。日本一になるには、自分が任されたら抑えないといけない」と自覚をのぞかせた。(花里 雄太)

 ≪地元から特産品届いた≫地元の兵庫県多可町から特産品が送られた。吉田一四町長(65)らが大勢を激励訪問。多可町産コシヒカリ30キロ15袋や播州地卵1年分に、大勢の好物だというクワムラ食品のチキンウインナー1年分が贈呈された。大勢は「プレーしている姿で、多可町の方に恩返しを。ワクワクさせるような投球ができれば」と話した。

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2022年3月23日のニュース