広島 最速159キロ救援左腕ターリー 家族6人全員で来日「日本で暮らせば、素晴らしい経験になる」

[ 2022年3月23日 05:30 ]

笑顔で拳を合わせるアンダーソン(左)とターリー(撮影・河合 洋介)
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 広島の最速159キロの救援左腕ターリーは大家族のために日本での活躍を誓った。来日を決断した理由は「家族が日本で暮らせば、素晴らしい経験になると思ったから」。今回は息子3人、娘1人の家族6人全員で来日。「日本の野球を尊敬している。日本の球は自分の手になじむ感覚もある。チームから任された場所で勝利に貢献したい」と意気込んだ。

 米国では投球練習やウエートトレに時間を割き「状態は90%。来日したときに、いつでもしっかりとした投球ができるように準備してきた」と気合十分だ。今後は2軍に合流し、ウエスタン・リーグでの連投も視野に入れる。「シーズンが始まることが待ち切れない」。4人の子供たちに一日でも早いデビュー戦を見せるべく調整ペースを上げていく。

 ◇ニック・ターリー 1989年9月11日生まれ、米カルフォルニア州出身の32歳。2008年にヤンキースからドラフト50巡目(全体1502位)の指名で入団。ジャイアンツなどを経てツインズに移籍した17年6月11日のジャイアンツ戦でメジャー初登板。21年はホワイトソックス傘下3Aに所属。メジャー通算35試合、0勝5敗1セーブ、防御率7・78。1メートル93、104キロ。左投げ左打ち。

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2022年3月23日のニュース