ブルージェイズ雄星 新天地で初登板「最初にしては良かった」2回無安打、4者連続奪三振も

[ 2022年3月23日 09:59 ]

新天地初登板となった菊池雄星(AP)
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 FAでブルージェイズに移籍した菊池雄星投手(30)が22日(日本時間23日)、フロリダ州ダンイーデンでのヤンキースとのオープン戦で初先発。2回投げて0安打1四球4三振だった。35球中22球がストライク。初回先頭打者こそ歩かせたものの、以降は味方の攻守にも助けられて快調にアウトを奪った。初回2死から4連続三振という上々のスタートとなった。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――久しぶりの対外試合で投げた感想は。
 「最初にしては良かったと思います。初回ちょっとばらつきがありましたけど、2回に入ってすぐに修正できたっていうのは一番、今日の収穫かなと思います」

 ――打者を抑えようと思ったか、それともやりたいことをやろうとしたのか。
 「両方ですよね。課題も持ちながらですけど、(開幕まで)試合も少ないですから、気持ちよく入れるためには結果を求めながらというところはありました」

 ――具体的にやりたかったこととは。
 「スライダーでカウントを整えるっていうこと。スライダーとストレートですね。それが今シーズン、大事になるかなと思っています。昨年はどうしてもカットボールがビハインドのカウントではすごく多くなってしまっていました。そこをスライダーで初球からストライクを取ったりとか、ビハインドのカウントでストライクを取るっていうのは、オフシーズン考えてやってきました」

 ――2回からチャンジアップも使った。
 「チェンジアップは余裕があるときにっていうか、まだそういう段階ですけど、昨年もいいところに決まればすごく武器になる球だと感じましたので、引き続きやりながらって感じですね」

 ――1回二死から4者連続三振。
 「ラインナップも違いますから。結果というよりも、追い込んでからいいところに決められたボールもありましたので、そういうプロセスとというか、そういうところを大事にしたいです」

 ――多くの主力が出場したが、味方の守備、打撃をどう感じたか。
 「心強いですよね。両方、守備の面でもそうですし、バッティングはベンチで見ながらすごいなあって。同じチームで良かったなと思います」

 ――1、2イニング間でかなり間が空いたが。
 「よくあることですから、あまり気にしてはいないですし、その間で時間がたっぷりあったので、いろいろコーチとか話し合いながら、どこが少し違うのかなっていうのは話せたので、それが2イニング目につながったんじゃないかなと思います」

 ――次の登板はどういった狙いになるか。
 「ストレートはもっともっとゾーンで勝負にいけるはずなんで、今日は少し抜け気味だったので、そこがコンスタントに投げられるように一番大事にしていきたいです」

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