花巻東・佐々木麟太郎「岩手の皆さんに良い報告を」23日登場、12年大谷以来の一発狙う

[ 2022年3月23日 05:30 ]

第94回選抜高校野球大会

花巻東・佐々木麟太郎
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 いよいよ甲子園デビューを果たす。「2年生四天王」の一角である花巻東(岩手)の佐々木麟太郎(2年)が、23日の市和歌山戦を前にリモート取材に応じ「緊張もあるけど甲子園でできることに喜びを持って、岩手の皆さんに良い報告ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 自身初の聖地。本塁打を記録すればチームでは12年春に大谷翔平(現エンゼルス)が放って以来となる。「自分はセンスもないと思うし、(父でもある佐々木)監督からも常日頃、先輩の大谷翔平選手より能力も将来性も違うと言われています」と謙遜するが、5日の練習試合解禁から6発を量産している。現時点で早くも大谷の高校通算56本塁打に並んでおり「大谷超え」を狙う。

 昨年12月に「胸郭出口症候群」で両肩を手術したがコンディションは良好。今大会最速の149キロ右腕である米田天翼(3年)との対戦が予想され「とにかく自分なりにチームに貢献することを意識したい」と見据えた。(田中 健人)

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2022年3月23日のニュース