阪神2軍勢がバットでアピール 板山2ラン「これをきっかけに」、井上3戦連続マルチの裏にファウルあり

[ 2022年3月23日 05:30 ]

2軍練習試合   阪神6-1オリックス ( 2022年3月22日    京セラD )

<練習試合 オ・神> 5回1死一塁、板山は右越えに2点本塁打を放ちベンチのナインとハイタッチ (撮影・後藤 大輝)
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 阪神・板山が5回1死一塁で2ランを放った。オリックスの左横手投げ、斎藤の128キロ変化球を右翼席に叩き込み、「追い込まれていたんですけど、甘いところに来てくれたので、それをしっかりとらえられた」と語った。28歳の中堅選手は、キャンプから2軍生活を余儀なくされている。この日は3打数1安打。シーズン中の1軍昇格へ、「これをいいきっかけにできれば」と、バットでの更なるアピールを誓った。

 高卒3年目の期待の大砲候補、井上は5打数2安打で3試合連続の複数安打をマークした。4回に、昨季8勝の左腕・田嶋の変化球をとらえて右前打。その直前、追い込まれてからの142キロをファウルで粘れたことが「ヒットにつながった」と振り返った。

 日頃から「ファウルを打つ練習をしている」と明かし、それが球種を絞る上で役に立っているという。

 「ゲームでファウルを打てれば、次にどういうボールが来るのか、ある程度分かってくるようになる。駆け引きをしながらやっていければ」

 2月28日にコロナ陽性判定を受けて出遅れたが、高い意識で、1軍入りを狙う。

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