花巻東・佐々木麟太郎 聖地デビューは空振り三振

[ 2022年3月23日 09:03 ]

第94回選抜高校野球大会第5日第1試合 1回戦   花巻東-市和歌山 ( 2022年3月23日    甲子園 )

<市和歌山・花巻東>初回 無死一、二塁 空振り三振 花巻東・佐々木(投手・米田)(撮影・成瀬 徹) 
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 第94回選抜高校野球大会第5日は23日、阪神甲子園球場で1回戦が行われた。第1試合では4年ぶり4回目出場の花巻東(岩手)が市和歌山と対戦。2年生ながら通算56発を誇る佐々木麟太郎内野手(2年)が聖地デビューを果たした。

 「3番・一塁」で先発出場。市和歌山の今大会最速の149キロ右腕・米田と注目の対戦、第1打席はフルカウントから高めを空振り三振した。それでもチームは5番・小沢の右前適時打で1点を先制した。

 22日にはリモート取材に応じ「緊張もあるけど甲子園でできることに喜びを持って、岩手の皆さんに良い報告ができるように頑張りたい」と意気込んだ。

 昨年12月に「胸郭出口症候群」で両肩を手術したがコンディションは良好。5日の練習試合解禁から6発を量産した。「自分はセンスもないと思うし、(父でもある佐々木)監督からも常日頃、先輩の大谷翔平選手より能力も将来性も違うと言われています」と謙遜したが、大会前で早くも大谷の高校通算56本塁打に並んでおり、「大谷超え」なるか。本塁打を打てばチームでは12年春に大谷翔平(現エンゼルス)が放って以来となる。

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