日本S5回ゼロ行進「凄い投手戦」「山本由伸エグい」95球8K「奥川くん互角に投げ合ってる」71球2K

[ 2021年11月20日 20:03 ]

SMBC日本シリーズ2021第1戦   オリックス―ヤクルト ( 2021年11月20日    京セラD )

日本シリーズ第1戦先発で投げ合うオリックス・山本(左)とヤクルト・奥川
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 「SMBC日本シリーズ2021」は20日、京セラドーム大阪で開幕した。25年ぶりにパ・リーグを制したオリックスの先発は今季18勝を挙げ投手4冠に輝いた絶対エースの山本由伸投手(23)。対する6年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしたヤクルトの先発は2年目でプロ初勝利から今季9勝を挙げた奥川恭伸投手(20)。“予告”通りの山本と予想通りの奥川との投げ合いは、期待通りの投手戦となり、セパ1位同士の日本シリーズを待ちわびたファンたちが初回からツイッターで応援合戦の様相を呈している。

 今や日本球界の若きエースに成長した山本は、球数は多めながらもさすがのピッチング。最速154キロの直球と140キロ台後半のフォークと大きなカーブで5回までに95球8奪三振無失点と貫禄の内容。テレビ解説の松坂大輔氏からも「さすが」の声がもれるほどだった。

 対する奥川は緊張からか3回まで毎回ランナーを背負う少し苦しいピッチングも、味方の好守にも助けられピンチをしのぎ切ると、4回に初めての3者凡退斬り。5回にも2死一、二塁のピンチで吉田正がセンターへ大飛球もフェンスギリギリでアウトに。ホッとした表情で笑顔を見せ5回を投げ71球2奪三振と、球数を見ると山本よりもいいペースといえる。

 この2人の見事な投手戦に、試合開始直後から「山本由伸」「奥川くん」がトレンド入り。両軍ファンから「やっぱり山本由伸エグい」「山本由伸どうやって打てばいいのか…」「奥川くんがんばれー」「初戦で緊張当たり前!奥川くんファイト」といった声が多く見られた。中には「オリファンだけど奥川くん打たれるのも見たくない」「山本由伸凄すぎる…まだ高卒5年目か」「見応え半端ない」「山本由伸凄すぎるから分からんけど、奥川くん互角に投げ合ってるのも凄い」など両軍のみならず、プロ野球ファンたちの驚嘆の声で盛り上がっている。

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