ヤクルト・宮本 フェンス激突も好捕、奥川ピンチ救った! 担架準備されるも立ち上がる 4回に交代

[ 2021年11月20日 19:01 ]

SMBC日本シリーズ2021第1戦   ヤクルト―オリックス ( 2021年11月20日    京セラD )

<オ・ヤ>2回2死一、二塁、宮本は若月の打球を好捕し、フェンスに激突する(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトの宮本丈内野手(26)がオリックスとの「SMBC日本シリーズ2021」初戦に「8番・右翼」で先発出場。2回の外野守備で捕球後にフェンスへ激突し、その後もプレーを継続したが、4回に代打を出されて交代となった。大事を取ったものと見られる。

 0―0で迎えた2回、2死一、二塁の守りで若月の打球は大きな飛球となって右翼へ。これを追った宮本はジャンプして捕球後、背中と後頭部付近がフェンスに激突した。大きな衝撃にもボールは離さず、マウンドの奥川はピンチ脱出。だが、宮本はそのままうつぶせに倒れ、動かなくなった。中堅の塩見が駆け寄り、ベンチからはトレーナーと福地コーチが慌てて宮本のもとへ。左翼を守る青木、二塁からは山田も走り寄った。

 ベンチでは担架も用意されたが、宮本はしばらくすると何とか立ち上がり、トレーナーと話をしながらベンチへ。ヤクルトファンはもちろん、オリックスファンからも大きな拍手が降り注いだ。

 宮本はその後もプレーを続けたが、0―0のまま迎えた4回、2死一塁で打席が回ると、代打・山崎のコール。宮本は途中交代となった。右翼の守備にはそのまま山崎が入っている。

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