新庄ビッグボス 清宮に減量を伝えた意図明かす「自分に勝ちなさい」 自身の目標は「トイレのマーク」

[ 2021年11月20日 14:53 ]

<日本ハム練習>鎌ヶ谷球場に姿を現した新庄監督 (撮影・白鳥 佳樹)
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 日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督(49)が20日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で秋季練習を初視察した。

 黒色のジャケットとパンツスタイルで、インナーは白のタートルネック姿で登場。「今日は全員のコーチと初めて会うので楽しみにしています」とコメントしてすぐにグラウンド入り。稲田コーチからあいさつを受けた。その後林ヘッド、金子コーチと会話し、練習を見守った。

 午前練習を終えて、報道陣の取材に答えた新庄監督。自身のSNSでも変身ぶりに驚いたことを明かしていた清宮について聞かれると、「痩せたね」とコメント。しかし、「なんか今日見たら、そうでもなかったですけどね。あれカメラのアングルだったの?そんなに痩せてなくね?」と話すも、「これからですよ。でも顔はねちょっとシュッと引き締まってきて、いい感じに思えたんでこれから。あと4、5キロはね」と口にした。

 続けて「これね、減量しなさいではないんですよ」と切り出し、「まあ、キレの問題とかもあるんですけど、僕の考えではダイエットをしていく過程ってものすごく辛いじゃないですか。それを自分に勝ちなさいっていう意味でのダイエットをしなさいっていう意味だったんで」と説明。「まあ辛いと思いますよ。弁当7個食ってたんで、それが2つにして1個にして…でも人間ってそれを続けていると慣れてくるものなので、慣れてくるまで自分に勝ちなさい」と意図を明かした。

 「ちょっとしてみたらもっとやろうかなって人間ってなるんですよ。太ってきたら、今日も良いかな明日も良いかなって明後日にしようと弱い気持ちになってくるのが人間なので」と話し、最後には「僕みたいに、50手前でもトイレみたいなね。僕トイレのマークがね、目標だったんですよ。歯もね、便器みたいに白く。目標をつくるといいね。僕悪くないでしょう?そんなに。という美意識。美意識の高さが精神的な強さにもつながってくる」とらしさ全開で語った。

 新庄監督は今月8~10日、沖縄県国頭村で行っていた秋季キャンプを視察。上下赤のど派手なジャージー姿で登場し、グラウンドに入れたワゴン車の屋根に乗って送球の高さをチェックするなど新庄ワールド全開。清宮に「ちょっと痩せない?今はちょっと切れがない気がするから、痩せてみよう」と伝えるなど選手の意識改革に取り組んでいる。

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