つば九郎「いよいよしりーずですね~」 “大人の事情”で東京残留も高津監督が粋な計らい「かんどう」

[ 2021年11月20日 14:39 ]

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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 ヤクルトの人気マスコット「つば九郎」が20日、自身のブログを更新。敵地の京セラドーム大阪で同日開幕するオリックスとの日本シリーズへ静かに闘志を燃やした。

 「おは。きょうから、いよいよしりーずですね~。たのしみです」と書き出すと「みなさんはどうやってかんせんするんですか~?いいたたかい、きたいしましょう」と短くサラリ。その後はキャンペーンの宣伝などをつづった。

 19日のブログでは「どうしても、さいしょに、つたえなければいけないおとこのもとへ、むかいました。しりーずへむけ、れんしゅうちゅうに~おじかんをいただけた~たかつかんとくです」として高津臣吾監督(52)のもとへ向かい“大人の事情”で敵地での日本シリーズ第1戦、第2戦は現地に行けなくなったことを報告。色々と二人で話し、高津監督が「よしわかった」と理解を示した上で「つばくろうがこないのは、ちょっとふあんだけど、あれあるだろうあれ。くるりんぱのときの、つばくろうのぶんしん」とつば九郎がいまだ一度も成功したことのないパフォーマンス「空中くるりんぱ」の時にそっと近くで見守っている大き目のぬいぐるみ「すわくろう」について切り出した。

 つば九郎が「これですね~!」と差し出すと「そ~これこれ!これ、おおさかにもっていくよ~!」と高津監督からうれしいセリフ。「かんどう。えいごっぽくいうと~CAN DO!」「ひとことおおいから、やめるか~」という微笑ましい会話があった後、高津監督が「じゃあ、あずかるよ。ちゃんと、ここでまってろよ」と“ステイ東京”となったオスツバメに告げたという。

 「と。いうわけで、きょうせらどーむに、すわくろうだいが、つばくろうのきもちをせおっているはずです」とつば九郎。「ちーむのみんなが、えがおで、えどにもどってくるように~みんなよろしく~」としていた。

 ヤクルトは昨季までの2年連続最下位から6年ぶりにセ・リーグ優勝を果たし、クライマックスシリーズ(CS)も無傷で突破。オリックスも前年の最下位から25年ぶりに優勝してCSも同じく無傷で突破した。セパともに前年最下位が優勝するのは史上初となる。

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2021年11月20日のニュース