日本ハム新庄ビッグボス 鎌ケ谷での練習視察に「ポワ~ンと明るい感じ。まあ、僕のおかげですけど」

[ 2021年11月20日 14:54 ]

<日本ハム練習>あいさつに来た伊藤(左)と話をする新庄監督(撮影・白鳥 佳樹)
Photo By スポニチ

 日本ハムの「ビッグボス」こと新庄剛志監督(49)が20日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で秋季練習を初視察した。

 黒色のジャケットとパンツスタイルで、インナーは白のタートルネック姿で登場。「今日は全員のコーチと初めて会うので楽しみにしています」とコメントしてすぐにグラウンド入り。稲田コーチからあいさつを受けた。その後林ヘッド、金子コーチと会話し、練習を見守った。

 午前練習を終えて、報道陣の取材に答えた新庄監督。コーチ陣たちとのミーティングを終えて、「今後どういうチームにしていくかということと、僕たちでプロ野球を変えていこう。あとカッコいいチームになろう。明るくすごい楽しくプレーをしているんだなというチームになろう。そのためには、太っている人は減量します。白髪の人は白髪染めしてもらってみたいな話をしてきました」と明かした。

 監督として初めて鎌ケ谷での練習視察について、「選手たちも、なんかこうグラウンドに入った瞬間に、シーズン中に戦っていた日本ハムの暗~いイメージがない感じがしたんですよ。ポワ~ンと明るい感じ。まあ、僕のおかげですけど」とらしさ全開で語った。

 また選手の名前については覚える気がなかったといい、「スタートラインが全員一緒という意味で、見極めて競争させながら。」と意図について説明。「やっぱり名前とか覚えてたくさん話してしまうと、僕も人間なので情というものが出てきてはいけない。皆同じように見て、プレー、実力ではい上がってこいというような野球にしたい」と口にした。

 人間性は大切だといい、「自分のことより、相手がどう考えているか、相手がこういうことをしてあげたら喜んでくれるかな~とそういう気持ちの選手はやっぱり伸びるんです。レギュラーを張っても、何十年もやれる選手は人間として凄いしっかりしている人たちが僕が今まで見た中ではたくさんいた」と話し、最後には「その中でも人間性としては僕が一番良かったかなって」とした。

 新庄監督は今月8~10日、沖縄県国頭村で行っていた秋季キャンプを視察。上下赤のど派手なジャージー姿で登場し、グラウンドに入れたワゴン車の屋根に乗って送球の高さをチェックするなど新庄ワールド全開。清宮に「ちょっと痩せない?今はちょっと切れがない気がするから、痩せてみよう」と伝えるなど選手の意識改革に取り組んでいる。

続きを表示

この記事のフォト

2021年11月20日のニュース