阪神・中野「目標にしていた」30盗塁到達 新人では赤星、近本に続き虎3人目 新人王にも望み

[ 2021年10月25日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神7ー2広島 ( 2021年10月24日    マツダ )

<広・神>7回、中野は今季30盗塁となる二盗を決める(野手・小園)(撮影・北條 貴史)
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 特大弾の佐藤輝や快投の伊藤将ほどの派手さはなくとも、もう1人の虎の新人、中野も持ち味を発揮した。7回1死一塁で九里の外角カットボールを左前へ。一、三塁からすかさず二盗を決めて30盗塁に到達した。

 「目標にしていましたし、自分としても何とか1個決めたいという思いがあったので。まずは達成できて良かったなと思います」

 2年先輩に近本がいるため目立たないが、新人30盗塁は、阪神では01年赤星憲広(39盗塁)、19年近本(36盗塁)に続く3人目。失敗はわずか2度しかなく、成功率・938を誇る。24盗塁で現在リーグ2位の近本が右足負傷中で、3位のヤクルト・塩見とは9差。偉大な両先輩と同様、新人での盗塁王のタイトルもほぼ確実な状況となった。

 各球団でルーキーの活躍が目立つ今季。前半戦は圧倒的な存在感だった佐藤輝、2桁勝利を達成した伊藤将に加え、DeNA・牧、広島・栗林らが新人王の有力候補となっている。ただ、タイトル獲得の可能性があるのは中野だけ。遊撃の守備での貢献度も高く、初めての長いシーズンを離脱なく戦い抜いたことも大きい。

 ドラフト6位ながら、指名後は迷わず「新人王」を目標に掲げ、4球団競合の1位・佐藤輝に“宣戦布告”した。決してビッグマウスではないことをしっかりと証明。一方で、その年下の同期が久々に放った一発に「自分のことのようにうれしい」と目を細めた。

 1年目も残り1試合。もちろん、ポストシーズンでも、その快足は大きな武器となる。(山添 晴治)

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