「魂の野球」で和歌山東が京都国際を破り、春夏通じて初の甲子園切符 エース麻田「やっと目標に近づいた」

[ 2021年10月25日 05:30 ]

秋季高校野球近畿大会準々決勝   和歌山東3ー2京都国際 ( 2021年10月24日    皇子山 )

<近畿大会 京都国際・和歌山東>準決勝進出を決めた和歌山東ナイン(撮影・成瀬 徹)
Photo By スポニチ

 和歌山東が接戦をものにし、昨秋近畿大会1回戦で敗れた今夏甲子園4強の京都国際に雪辱した。

 初回2死満塁で中前へ先制の決勝2点打を放ち、4回1/3を1失点に抑えた田村拓翔(2年)からエース右腕の麻田一誠(2年)へ継投。9回先頭で来秋ドラフト候補左腕の森下瑠大(2年)に右越え被弾してもリードを守り切った。柔らかい手首を生かした右横手投げ。動く直球が武器で「やっと自分たちの目標に近づいた。とてもうれしい」と喜んだ。

 和歌山大会準決勝では今夏甲子園大会を制した智弁和歌山を破るなど、「魂の野球」を掲げて快進撃を続ける米原寿秀監督は「はやらそうと思っています」と冗談めかして笑った。

続きを表示

2021年10月25日のニュース