金光大阪・横井監督「これが高校野球」6点差をミラクル大逆転で4強入り 来春の選抜出場確実に

[ 2021年10月25日 05:30 ]

秋季高校野球近畿大会準々決勝   金光大阪7ー6近江 ( 2021年10月24日    皇子山 )

<近畿大会 金光大阪・近江>近江に逆転勝ちし、喜ぶ古川(中央)ら金光大阪ナイン(手前は近江・山田)(撮影・成瀬 徹)
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 準々決勝3試合があり、大阪桐蔭(大阪1位)、金光大阪(大阪2位)、和歌山東(和歌山2位)が4強入りし、来春選抜出場を確実にした。金光大阪は09年以来3度目、和歌山東は10年に軟式から硬式に移行して以来、春夏通じて初出場になる。大阪2校なら17年の大阪桐蔭、履正社以来だ。30日の準決勝は天理―大阪桐蔭、金光大阪―和歌山東で、決勝は31日に行われる。

 6点差をひっくり返した金光大阪の劇的な勝利は、5番三塁で出場した貴島琉惺(りゅうせい=2年)がもたらした。4回2死一、二塁から右越えの2点三塁打で反撃ののろしを上げ、8回1死満塁では左翼線へ同点の3点三塁打。野選での勝ち越しを呼び、来春選抜が当確となる4強切符をつかんだ。

 「とにかく勝ちにこだわろうと。気持ちしかない、と思っていました」

 三塁手と控え投手を兼務。1年秋は投手でベンチ入りしながら、今夏はメンバーから外れた。野手専念の今秋大阪大会は「ほとんどヒットすら出ていない」という。4回戦の箕面学園戦ではバントを決められず、試合中に涙。腐らずに前を向き続けた。運気を集めるために、積極的にゴミ拾い。打撃練習では右打ちを徹底し、大一番で野球の神様を振り向かせた。

 横井一裕監督は「コールド(負け)も視野に入っていた。これが高校野球なんでしょうね」と感嘆の一言。勢いに乗り、近畿の頂点も見据えた。(北野 将市)

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