楽天・マー君のシーズン最終登板は8回2失点で9敗目 日本復帰1年目「チームに迷惑かけた」と振り返る

[ 2021年10月25日 22:21 ]

パ・リーグ   楽天0―4オリックス ( 2021年10月25日    楽天生命パーク )

<楽・オ>4回、オリックス打線を封じて雄叫びを上げる田中将(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天が本拠地で首位・オリックスに零敗を喫した。先発・田中将にとって、この日がレギュラーシーズン最終登板。東京五輪ではともに金メダル獲得に貢献したオリックス・山本と初の投げ合いが実現した。序盤は両者譲らず、ともに3回までパーフェクト投球を披露。試合が動いたのは5回だった。

 田中将は2死二塁から、紅林に低めのスプリットを左前に運ばれ、先制を許した。7回には1死一、三塁で、再び紅林の力のない飛球が右前に落ちる適時打に。ビハインドは2点に広がった。失点につながった適時打は、ともに打ち取った打球をヒットゾーンに運ばれるアンラッキーなものだった。

 一方の打線は、山本を最後まで攻略できなかった。田中将は8回4安打2失点(自責1)の力投で試合をつくったものの、今季9敗目。後半戦は10戦連続で白星を手にできないまま日本球界復帰1年目のシーズンを終えた。

 試合後、田中将はこの日の投球を「いろんなことを含めて今年で一番良かったんじゃないかなと思う。(適時打は)運がなかったし、ツキがなかった。投球フォームの部分で良いバランス、良いタイミングで投げられた」と振り返った。

 8年ぶりに古巣のユニホームに袖を通して並々ならぬ決意を抱いていたが、苦しいことも多いシーズンだった。開幕直前に右ヒラメ筋を痛めて離脱。戦列復帰後は、試合を作りながら打線の援護に恵まれない試合も少なくなかった。東京五輪では金メダル獲得に貢献したが、後半戦は10試合で0勝3敗。最終的な成績は23試合4勝9敗、防御率3・01という数字だった。

 「一番高いところを目指してやってきた結果が3位なのでもちろん悔しいですし、東日本大震災から10年というタイミングでみんなで優勝の喜びを分かち合おうと意気込んで臨んだシーズンだったので、この結果は非常に悔しいです。そういう結果になったのは自分の責任が大きいと思う。チームに迷惑をかけたなと思っている」

 悔しさが消えることはないが、まだ戦いは終わっていない。チームは3位で2年ぶりのCS進出を決めており、オリックス、ロッテと日本シリーズ進出を懸けてポストシーズンで再び相まみえる。「ここからはCSに入ってくる。切り替えて良い準備をしたい」と田中将。CSを勝ち抜いて日本シリーズでまた仙台に帰ってくるため、新たな気持ちでリスタートする。

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