西武 2位でも大学生左腕を指名 筑波大・佐藤、国公立大の星だ

[ 2021年10月12日 05:30 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

西武から2位指名を受けた筑波大・佐藤隼輔(中央)は野球部員から拍手喝采で祝福される(撮影・西川祐介)
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 西武から2位指名された筑波大・佐藤。国公立大から1位指名されれば、1996年にオリックスに逆指名された筑波大の先輩・杉本以来25年ぶりだった。2位指名に喜びと同時に悔しさもにじませ「4年前から1位指名を目指してきたから悔しい気持ちはあるけど、秋に投げられなかったから仕方ない。ここからが勝負のつもり」と力強く言った。

 最速152キロを誇る左腕は、9月11日の首都大学秋季リーグ開幕戦(対東海大)で右腹部を痛めて4回途中で緊急降板。「右内腹斜筋の肉離れ」の診断で1カ月離脱した。それでも前日の桜美林大戦でベンチ入りし、ブルペン投球するなど実戦復帰は間近だ。「先発でも中継ぎでも1年間投げて新人王を目指したい。(楽天の新人で同じ左腕の)早川さんと投球スタイルがかぶる部分があると思うので、1年目から活躍できる投手になれれば」と目を輝かせた。

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