巨人 隅田外してクジ引き11連敗も投手6人指名 外れ1位は157キロ右腕の関西国際大・翁田

[ 2021年10月12日 05:30 ]

プロ野球ドラフト会議 ( 2021年10月11日 )

巨人に1位指名され、野球部員に祝福される関西国際大・翁田(撮影・奥 調)
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 巨人が投手指名ラッシュを繰り広げた。右、左、右、左とジグザグに――。原監督が言う「投手を中心にバランスのいいドラフト」を展開した。7人中6人が投手で、右と左が3枚ずつ。上位3人が即戦力腕で、高校生3投手も名を連ねた。

 1位指名は4球団が競合した西日本工大の隅田だった。流れを変えるため、クジ引きは原監督から今村司球団社長に交代したが、球団としては11連敗。原監督が「右投手では1位で評価していた」と明かした関西国際大・翁田に切り替えた。

 外れ1位で単独指名した翁田は、スリークオーター気味のフォームから最速157キロを誇る。「パワフルで先発完投するスタミナも十分。エースになってもらいたい」と原監督。兵庫出身の阪神ファンで幼少期、巨人は宿敵だった。翁田はあと3キロの160キロ突破を「自分の中で目標にしている。新人王のタイトルに食い込んでいけるように」と掲げた。

 先発投手は8月下旬から中4日も含め5枚で回しており、最大の補強ポイントだった。2位はJR東日本の1メートル83左腕の山田。3位は日大でアマ屈指の制球を誇る右腕・赤星で、翁田を含め「先発ローテーションを目指して巨人の中で十分戦える」と原監督が認める即戦力が3枚加わる。

 近未来も見据えた。母校・東海大相模で今春センバツ優勝投手の石田を高校生では最上位の4位指名。「春の全国制覇は輝かしく見えた。未完の大器」と左腕を評価した。今ドラフトの狙いは明確。「投手王国再建」にあった。(神田 佑)

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