Rソックスが3季ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出 2試合連続のサヨナラ勝ち

[ 2021年10月12日 11:46 ]

ア・リーグ 地区シリーズ   レッドソックス6―5レイズ ( 2021年10月11日    ボストン )

サヨナラ犠飛を記録したヘルナンデスを取り囲むレッドソックスの選手たち(AP)
Photo By AP

 第4戦はボストン・マラソンが行われたあとのナイトゲームとして行われ、ワイルドカード・ゲームを制して勝ち上がってきていたレッドソックス(東地区2位=92勝70敗)が6―5で第1シードのレイズ(東地区1位=100勝62敗)を退けて3勝1敗。3季ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出した。

 レッドソックスは3回にラファエル・ロドリゲス(28)の3ランなどで5点。しかしその後は劣勢で8回に同点に追いつかれた。しかし9回に2本の安打で1死二、三塁の好機をつかみ、このシリーズで好調のエンリケ(キキ)ヘルナンデス(30)の左犠飛で6―5。延長13回だった第3戦に続いてサヨナラ勝ちを収めてシリーズを制した。

 レイズは初戦で5―0と快勝したものの、その後は3連敗。5回に1点を返したあと、6回には新人ワンダー・フランコ(20)の2ラン、8回にはケビン・キアマイアー(31)とランディ・アロザレーナ(26)のタイムリーで2点を追加して5―5の同点とした。しかしチーム防御率(3・67)今季ア・リーグ1位だった投手陣が、第2戦からの3試合では計26失点と精彩を欠き、今季39本塁打を放っていたブランドン・ラウ(27)はこのシリーズで18打数ノーヒットで9三振。主軸打者の不振もシリーズの結果に影響する形となった。

続きを表示

2021年10月12日のニュース