DeNAドラフト4位・三浦銀二が同2位・徳山壮磨との投手戦にメラメラ「負けたくない」

[ 2021年10月12日 16:43 ]

東京六大学野球・第4週第3日   早大0―0法大 ( 2021年10月12日    神宮 )

<東京六大学野球 早大・法大>9回を4安打7奪三振の力投をみせた法大先発・三浦(撮影・郡司 修)
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 11日のドラフト会議でDeNAから4位指名を受けた法大・三浦銀二投手(4年・福岡大大濠)が、同2位指名を受けた早大・徳山壮磨投手(4年・大阪桐蔭)との投げ合いに闘志を燃やした。

 意地の「完封」だった。法大のエース右腕・三浦は9回まで4安打無失点、107球の快投で、最後までマウンドを守った。前日にDeNAからドラフト4位指名を受けた。同2位指名の早大・徳山との投げ合いに「めちゃめちゃ意識しました。(徳山が)2位だったので、負けたくないなと。自分の方がマウンドにいたので、それは良かった」と振り返った。

 高校時代はともに日本代表入り。遠征では同部屋だった。プロで再びチームメートになるだけに「思い入れはあるし、負けたくない」とライバル心を持ってマウンドに上がった。0―0で引き分けたが、加藤重雄監督は「気合を入れて投げてくれた。ベストピッチ」と称えた。

 早大のエース右腕・徳山も譲らなかった。7回2安打無失点の力投に「ドラフト翌日の試合というのは分かっていた。やることをやって迎えた」と直球を変化球のコンビネーションで8三振を奪った。小宮山悟監督はリーグ戦前日のドラフトについては「断固として反対したい。翌日に試合というのは異常事態」としながらも「気持ちが入っていてよく投げてくれた」と評価した。(川島 毅洋)

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2021年10月12日のニュース