退任決まった中日・与田監督「選手にはユニホームを脱ぐ事実だけ伝えた」 首位ヤクルトいじめで意地

[ 2021年10月12日 21:55 ]

セ・リーグ   中日3ー2ヤクルト ( 2021年10月12日    バンテリンD )

<中・ヤ(22)>ヤクルトに勝利し、スタンドに頭を下げる中日・与田監督(撮影・椎名 航)
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 進退にケジメはつけても、最後までファイティングポーズは貫く。与田監督の退任が決まった中日が、首位ヤクルトに競り勝った。先発・柳が11勝目。8回に若手の高松が決勝犠飛を放つナイスゲームに、指揮官も少し声のトーンを上げた。

 「(高松は)ああいうピリピリした場面で少しずつ良い結果を出して、自信を付けて今後の糧にしてほしい」

 試合前、ミーティングで選手に自身の気持ちを伝えた。

 「まずはこの3年間で優勝争いができなかった。ファンの皆さんの気持ちに応えられなかったということで、私の(辞任する)気持ちを球団にお伝えして、了承していただいた」

 就任3年目。昨年チーム10年ぶりとなるAクラスに入り、手応えとともにシーズンを迎えた。防御率3・25(11日現在)とリーグトップの数字を誇る投手陣は健闘したものの、打率は・239と6球団最低。「投高打低」の図式が極端すぎ、最後まで貧打に泣いた。

 「(選手に)話す時期を探っていたが、表に出始めてしまっていたので、いち早く伝えた方がいいかな、と。きょうは今シーズンでユニホームを脱ぐ事実だけ伝えた」

 残り7試合。与田監督は前を向き、「みんなで力を精いっぱい戦っていく」と強く誓った。

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