中日・柳 気迫の8回2失点で11勝目 「激走」二塁打も放ち、CS進出の可能性を残した

[ 2021年10月12日 21:58 ]

セ・リーグ   中日3ー2ヤクルト ( 2021年10月12日    バンテリンD )

<中・ヤ(22)>お立ち台でガッツポーズする中日・高松(左)と柳(撮影・椎名 航)
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 中日が首位のヤクルトに逆転勝ちした。2点劣勢の6回1死二、三塁から木下拓の右前適時打で同点。8回に1死満塁から高松が決勝の中犠飛を放った。

 打線の奮起を促したのは11勝目を挙げた先発・柳の熱投だ。走者を許しながらも気迫あふれる投球で8回2失点。同点の7回には1死一、三塁、代打・宮本の場面でスクイズを外して三塁走者をタッチアウトに仕留め、無失点で切り抜けた。打席でも7回先頭で左中間へ今季初の長打となる二塁打。得点には結びつかなかったが、二塁へ滑り込む激走で打線にカツを入れた。

 お立ち台では「チーム一丸となって勝つことができた。ヤクルト打線は手強いですし、厳しい試合になると思っていたが、粘り強く投げられた」と笑顔。3位の巨人が敗れ、CS進出の可能性もわずかに残った。

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2021年10月12日のニュース