巨人メルセデス エラーで5回途中で降板 8戦ぶり勝利ならず

[ 2021年10月12日 19:28 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2021年10月12日    東京D )

2回、先制を許し渋い表情でベンチに戻るメルセデス(撮影・森沢 裕)
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 巨人の来日5年目左腕、C・C・メルセデス投手(27)が阪神戦(東京D)に先発登板。4回0/3で7安打を浴び82球2失点で降板。8月24日の広島戦(東京D)以来8試合ぶりとなる今季8勝目はならなかった。

 チームの連敗を6で止めるべくマウンドに上がったが、50日以上白星から遠ざかっている左腕は初回からピリッとしない。初回こそ二塁にランナーを背負いながらも無失点で切り抜けたが、2回。1死から6番ロハスに左前打、続く佐藤輝に右前打と連打を浴びると、2死から投手の青柳に右前打され満塁に。1番近本にフルカウントから132キロのスライダーを右前にうまく運ばれ早々と2点を失った。

 4回には3者連続三振を奪うなど調子を上げてきたかに見えたが、5回先頭の近本に左翼線ギリギリに二塁打を打たれ、続く中野の犠打をメルセデスが悪送球。無死一、三塁とピンチを広げたところでベンチがたまらず飛び出し2番手・田中豊と交代を告げた。

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