ロッテ パ優勝争いの首位攻防初戦は引き分け、小島が8回に同点の1発浴びて試合後にベンチ前で悔し涙

[ 2021年10月12日 20:33 ]

パ・リーグ   ロッテ2ー2オリックス ( 2021年10月12日    京セラD )

引き分けで試合を終え、悔しさのあまり涙を流す小島(撮影・後藤 大輝)
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 パ・リーグ首位攻防初戦はロッテが2―0とリードしていた8回に先発の小島が宗に1発を浴びて同点に追いつかれて引き分けに終わった。引き分けたオリックスはCS進出を決めて、最速13日にも優勝マジックが点灯する。

 8月18日の西武戦から3完投(2完封)を含む5連勝中で迎えた先発の小島。初回から3者凡退に抑えて上々なスタート。その後も7回まで無失点投球を続けていたが、8回2死一塁で宗に1発を浴びて同点に追いつれた。小島は8回2失点で降板し、2―2の9回は守護神の益田が無失点に抑えた。試合後、ベンチ前で小島は悔し涙を流した。

 打線は0―0の4回1死走者なしでレアードがボールカウント2―0からオリックス先発の田嶋が投じた3球目をレフトポール際に打球を運ぶ26号ソロで先制。6回も無死三塁で中村奨の右前適時打で加点した。しかし8回に同点に追いつかれて引き分けた。

 オリックスは先発の田嶋が8回2失点の投球も勝ち負けつかず。打線は0―2の8回2死一塁で宗が起死回生の8号2ランで同点に追いついて引き分けてCS進出を決めた。あす13日のロッテ戦に勝利すると優勝マジック「6」が点灯。引き分けても優勝マジック「7」が点灯する。

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