阪神・佐藤輝 お得意様床田との対戦で不振脱出や 矢野監督「底は抜けた」今後も先発起用方針

[ 2021年9月28日 05:30 ]

復調気配の佐藤輝
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 記録的な無安打が続く阪神・佐藤輝について、矢野監督は「底は抜けていると思う」と分析。復調の「きっかけ」に期待し、引き続き先発起用していく構えだ。

 1軍復帰から4試合ノーヒットで、8月22日の中日戦から50打席連続無安打となり、セ・リーグ野手記録、2リーグ制での新人野手記録を更新。93年にオリックスのトーベが記録した53打席連続無安打の野手ワースト記録にも並ぼうとしているが、矢野監督は「いい部分で言えば、何でもかんでもというか追っかけていないところ」と2軍降格時との変化を感じていた。

 26日の巨人戦では際どいコースを選び2四球で出塁。8回にはビエイラの157キロを打ち返し、強烈なセンターへのライナーを放って連続試合三振は12で止めた。次は連続打席無安打を止めるとき。「まずは一本、あいつの形でしっかり打ったというものが出てくると、何かきっかけになり得る」と矢野監督。28日の予告先発・床田は4月15日に5号2ランを放つなど対戦成績は5打数2安打で打率・400。期待はできる。(鈴木 光)

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