オリックス・西浦「最高の仲間、最高のファン、最高の指導者。出会いに感謝」 引退試合終えて、思いつづる

[ 2021年9月28日 22:17 ]

<ウエスタン オ・広> 9回無死、センターの守備を終えた西浦(中央)は交代時に中川圭(左)、田城(右)に迎えられる (撮影・後藤 大輝)
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 国指定の難病のために今季限りで現役を引退するオリックス・西浦颯大外野手(22)が28日、ウエスタン・広島戦(オセアンBS舞洲)に出場。9回に1球だけ中堅の守備に就く「引退試合」で、4年間の現役生活に別れを告げた。

 西浦は股関節から膝にかけて激しい痛みに見舞われる難病「両側特発性大腿骨頭壊死(えし)症」を患い、2度の手術を受けた。今季から育成契約となったが、病状が悪化。引退を決断した。

 試合後のセレモニーでは同期入団の西村凌から花束を受け取るなどした。

 西浦は自身のツイッターを更新。花束を受け取って頭を下げている写真とともに、「最高の仲間、最高のファン、最高の指導者。出会いに感謝。本当に4年間ありがとうございました」と書き込んだ。ファンからは激励のコメントが寄せられ、約1万9000の「いいね」がついた。

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2021年9月28日のニュース