国学院大・福永 ドラフトへアピール2ラン!打てる捕手だ3安打4打点

[ 2021年9月28日 05:30 ]

東都大学野球第3週第1日   国学院大9―1駒大 ( 2021年9月27日    神宮 )

<駒大・国学院大>9回1死一塁、2点本塁打を放つ国学院大・福永(撮影・木村 揚輔)
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 1回戦3試合が行われた。国学院大は駒大に9―1で快勝。今秋ドラフト候補に挙がる福永奨主将(4年)が「4番・捕手」で先発出場し、9回にダメ押しの左越え2ランを放つなど3安打4打点をマークした。青学大は森圭名投手(4年)が中大打線を相手に1安打完封勝利を挙げた。

 最後まで攻めの姿勢は崩さない。7―1の9回1死一塁。4番・福永は140キロ直球を捉えた。左翼席へ消えるダメ押し2ラン。「(前回の試合から)誰よりバットを振った。自信を持って打席に入った」と胸を張った。

 4回には左前打、5回には左中間を破る2点二塁打を放っており、3安打4打点の大暴れ。「(先発の)坂口を楽にさせるかが大事だと思っていた。集中していったし、打てて良かった」と、バットで1年生を援護した。前カードの5番から、4番に打順が上がったが「打順は関係なく、自分の打撃をするだけだった」と言った。

 10月11日のドラフトまで2週間。上位候補に挙がる強肩強打の捕手について、広島・高山健一スカウトは「バットのヘッドが利くようになったし、守備面ではスローイングが春よりも良くなった」と高く評価する。「優勝目指してやっているので一つ一つ勝つことが大事。その先にドラフトがあると思う」と福永。全力プレーの先に、明るい未来がある。(川島 毅洋)

 ▼駒大・大倉孝一監督 途中まで1―1だったけど、攻めきれないと、こういう試合になる。

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2021年9月28日のニュース