ついに…阪神・佐藤輝 屈辱の記録に並ぶ 2リーグ制以降の野手では最長タイの53打席連続無安打

[ 2021年9月28日 20:11 ]

セ・リーグ   阪神0-2広島 ( 2021年9月28日    甲子園 )

<神・広(19)> 2回1死一、二塁、空振りして渋い表情の佐藤輝(撮影・大森 寛明)
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 阪神・佐藤輝明内野手(22)が、28日の広島戦で3打席無安打となり、93年にトーベ(オリックス)が記録した53打席連続無安打に並んだ。2リーグ制以降の野手では最長記録で、不名誉な記録についに並んでしまった。

 この日は広島先発の床田に対して、2回の第1打席で見逃し三振、5回の第2打席では一ゴロに倒れていた。さらに7回の第3打席では、広島2番手の島内に対して空振り三振と、快音が聞かれなかった。

 佐藤輝は23日の中日戦で1軍復帰するも、以降12打数無安打。この試合前までに、1軍では8月22日の中日戦以来、50打席無安打でセ・リーグ野手記録を更新していた。

 不振脱出に向けて、この日は全体練習を前に早出特打を敢行してバットを振り込んでいたが、残念ながら結果には表れなかった。9回は前の打者であるサンズで試合終了となり、第4打席まで回らず。トンネル脱出は29日に持ち越しとなった。

 試合後に、今後の起用法について問われた矢野監督は「そんなん、今のことではわからへん」と話すにとどめた。

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