ヤクルト・奥川6回無失点 8戦連続QS、7戦連続与四球ゼロの快投!

[ 2021年9月28日 19:40 ]

セ・リーグ   ヤクルトーDeNA ( 2021年9月28日    神宮 )

<ヤ・D>3回2死三塁、佐野から三振を奪いガッツポーズする奥川(撮影・白鳥 佳樹)
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 ヤクルトの奥川恭伸投手(20)が28日のDeNA戦(神宮)で6回無失点の好投を見せた。

 奥川は試合前まで7試合連続クオリティースタート(QS)の6試合連続の与四球なし。この日も抜群の制球力で安定感ある投球を見せた。初回に2死から佐野に二塁打を打たれるも無失点の立ち上がり。2回も1死から牧を安打で出したが後続を打ち取った。3回は三塁手・村上の失策から2死三塁のピンチで、佐野を迎えたが、フォークでこの試合初の空振り三振を奪って小さくガッツポーズ。

 中盤からはさらにリズムに乗った。4回に初めての3者凡退で終えると、5回も3者凡退。その裏に0―0とDeNA先発の東との息詰まる投げ合いを、自らのバットで先制点を呼んだ。1死一、二塁で打席に立つと、バントの構え。しかし、1ボールからバスターで左前打を放ち満塁と好機を広げると、2死から青木が待望の先制満塁本塁打を放った。

 4点をもらった奥川は6回、先頭の桑原に2回以来の安打を許したが、柴田、佐野を連続空振り三振を奪うなど無失点に切り抜けて、先発の役目を果たした。奥川は6回84球を投げ、4奪三振の無四球無失点。これで8試合連続QS、7戦連続与四球なしの怪投だった。

 チームは勝てば10年ぶりの9連勝となり、13試合負けなしは球団新記録となる。

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