ハッピー・バースデーの阪神・サンズ　ハッピー・ハンズは幻に…一発出れば同点の最後、右飛で試合終了

セ・リーグ   阪神0－2広島 （ 2021年9月28日    甲子園 ）

＜神・広（19）＞　9回2死一塁、最後の打者となり肩を落とすサンズ（撮影・大森　寛明）
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　34歳の誕生日を迎えたサンズが2試合ぶりのスタメン出場で、祝砲を狙ったが、4打数無安打と見せ場なく終わった。2回無死一、二塁のチャンスに左飛に倒れると、9回2死一塁で一発出れば、同点の場面でも右飛に終わり、ゲームセットとなった。

　8月に米国に帰国していた家族から託されたバースデーケーキを試合前に坂本から手渡され、「本当にうれしい。奥さんがケーキをプレゼントしたいという話は聞いていたけど、こういう形でチームメートを通じてプレゼントしてもらえるなんで思ってもいなかった」と仲間からの拍手に表情を崩し、ハッピー・ハンズとなる一打を誓っていたが、願いは果たせなかった。