巨人 ツバメの姿さらに遠のく…ついに5差 戸郷7回1失点も打線が柳に10三振 15あった貯金が8に

[ 2021年9月28日 20:34 ]

セ・リーグ   巨人2―5中日 ( 2021年9月28日    バンテリンD )

<中・巨23>4回1死満塁、柳に右犠飛を打たれ、自らの脚を叩き悔しがる戸郷(撮影・椎名 航)
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 3位の巨人は2―5で4位・中日に敗れて3連敗。最大15あった貯金が6月22日以来98日ぶりとなる8に目減りし、首位・ヤクルトとのゲーム差が5に開いた。

 直接対決となった阪神3連戦に2敗1分けに終わり、26日に自力Vが消滅。逆転でのリーグ3連覇へ向け、もう後がない巨人だったが、防御率、奪三振数でリーグトップをいく先発右腕・柳に封じられた。

 自身初の2桁勝利を懸けて先発した右腕・戸郷が7回5安打1失点と好投するも打線が援護できず。0―1で迎えた8回、先頭・亀井の右翼線二塁打を足場に丸の二ゴロ併殺打の間に1点を返したが、得点はそれだけ。1―1と追いついた直後の8回、2番手左腕・中川が福留に右翼ポール際へ勝ち越し4号2ランを許すと、試合前に出場選手登録されたばかりの3番手左腕・高木も木下拓に右翼ポール際へ11号2ランを許すなどこの回一挙4点を奪われた。

 巨人打線は先発・柳に8回で10三振。9回は、今季7セーブを許している天敵のR・マルティネスから亀井の右前適時打で今季初の1点をもぎ取ったが、そこまでだった。

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