ソフトバンク・森 114日ぶり実戦復帰 約4カ月のリハビリ生活終え「すごく長く感じた」

[ 2021年8月22日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク2-5阪神 ( 2021年8月21日    タマスタ筑後 )

<ウエスタン・リーグ ソフトバンク―阪神>実戦復帰を果たした森
Photo By スポニチ

 左肘関節化膿性滑液包炎のため5月に手術を受け、リハビリ組で調整していたソフトバンク・森が21日、ウエスタン・リーグ阪神戦(タマスタ筑後)で先発。4月29日以来、114日ぶりの実戦復帰を果たした。「投げられたことが一番。この日を迎えられて良かった」と安堵(あんど)の表情で話した。

 先発し、1回を12球、1安打無失点に抑えた。直球の最速は142キロをマークし、2死一塁からは直球で見逃し三振を奪った。

 7年連続50試合登板を果たしてきた鉄腕守護神は、入院を含む約4カ月のリハビリ生活を振り返って「今まで経験したことがないこと。すごく長く感じた。関わってくれた人に感謝している」と声を詰まらせた。

 チームの投手陣は好調。森不在の現在、岩崎が務めているクローザーの奪回に向け「甘くはないが、もう一回獲りに行く気持ちでいる」と逆襲を誓った。今後はファームで最低4試合に登板し、連投テストも行う予定だ。次回は25日のウエスタン・リーグ中日戦に登板する。 (福井 亮太)

続きを表示

2021年8月22日のニュース