阪神・島田「無我夢中」 代打で今季初適時打&二盗成功 数少ない出番で存在感

[ 2021年8月22日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2ー6中日 ( 2021年8月21日    バンテリンD )

<中・神(13)>4回2死三塁、代打・島田は右前適時打を放ち、ベンチに向かって指をさす(撮影・椎名 航)
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 阪神・島田が代打起用に応えた。1―3の4回2死三塁で二保に代わって登場。フルカウントからロドリゲスのスライダーを捉え、右前へ今季初の適時打を打ち返した。

 「何とかしたいという気持ちしかなくて、無我夢中だった。必死に食らいついていこうとした結果が、ああいう形(適時打)になったので、そこに関してはうれしい」

 一時は1点差まで追い上げる一打で通算3打点目を記録し、50メートル5秒8の俊足を披露する機会も得た。続く近本の打席。初球に二盗を決めた。中日バッテリーが警戒して外角へ大きく外した中での成功。すべて途中出場からの11試合で今季4盗塁まで伸ばした。

 「持ち味なので。プレッシャーをかけることが、得点にもつながっていくと思いますし、そういった点では初球から警戒された中で走ることができたのかなと思う」

 五輪中断期間のエキシビションマッチでは9試合で打率・294、2盗塁とアピールに成功し、生き残った。後半戦は限られた5打席で2安打目。1軍定着を目指し、数少ない出番を無駄にするつもりはない。(長谷川 凡記)

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