DeNA今永、中田被弾からウィーラーにも一発 「失投ではないが、あの一球はもったいなかった」

[ 2021年8月22日 18:13 ]

セ・リーグ   DeNA4ー4巨人 ( 2021年8月22日    東京D )

<巨・D15>7回1死二塁、中田(後方)に2ランを浴びる今永(撮影・吉田 剛) 
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 DeNAは巨人相手に東京ドームでの3年ぶり同一カード3連勝を逃し、4―4で今季12度目の引き分け。エースの今永昇太投手が快投から一気に奈落の底に突き落とされた。

 「中田選手には序盤から直球で攻めていてアジャストしてくるかもしれないと頭の中にはあったのですが…。失投ではないが、あの一球はもったいなかった」。

 4―1の7回1死二塁。第3打席の中田翔内野手に、初球の真ん中高め147キロの直球を左翼席上段に運ばれた。巨人移籍第1号を被弾した左腕は場内がわく中、続くゼラス・ウィーラー外野手に、同じく初球のチェンジアップで左翼越え同点ソロを喫した。

 7回4失点で降板。三浦大輔監督は「今永はよかった。球の走りも、チェンジアップの抜けもよかった。だが(中田に打たれた)あの場面で、コースは悪くなかったがうまく打たれた。中田は勝負強い打者とわかっていた…」と苦い表情を見せた。

 それでも東京ドームでの首位・阪神、2位・巨人との6連戦に3勝2敗1分けと勝ち越し。意地を見せた。指揮官は「食らいついて粘って、上位のチーム相手にも戦えていけると思った。これからも一戦一戦戦っていく」と話した。

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2021年8月22日のニュース