明桜の二遊間、石田兄弟の夏終わる　兄「ありがとうと伝えたい」　弟「感謝しかない」

第103回全国高校野球選手権2回戦   明徳義塾8―2ノースアジア大明桜 （ 2021年8月22日    甲子園 ）

＜ノースアジア大明桜・明徳義塾＞　2回2死三塁、ノースアジア大明桜・石田恋が左前適時二塁打を放つ　（撮影・亀井　直樹）
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　ノースアジア大明桜は2回戦で姿を消した。二遊間でコンビを組んだ遊撃手の石田一斗（3年）と二塁手の石田恋（2年）は、兄弟で甲子園出場の夢を叶えたが、目標の全国制覇はならなかった。

　試合を終え、兄・一斗は「一緒にできて良かった。最後まで一緒に戦ってくれてありがとうと伝えたいです。来年は自分を超えてもらえるように打撃も守備も頑張ってほしい」とエールを送った。

　2本の二塁打を放った弟の恋は「今までバットが下から出ていたので、（兄から）出し方を一から教えてもらった。内から出してヘッドを寝かさずにバットを平行に出せと言われました。感謝しかないです」とアドバイスを生かし、結果につなげた。「甲子園で先輩方を超えられるチームをつくっていきたい」と再び聖地に戻ることを誓った。