百戦錬磨の専大松戸・持丸監督が口にした後悔「(投手交代が)遅れたかな…」 注目の深沢は2回戦で姿消す

[ 2021年8月22日 17:12 ]

第103回全国高校野球選手権大会   専大松戸2-6長崎商 ( 2021年8月22日    甲子園 )

<長崎商・専大松戸>5回から登板した専大松戸・深沢(撮影・井垣 忠夫)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第9日は22日、甲子園球場で2回戦が行われ、専大松戸(千葉)は長崎商に2―6で敗れ、ベスト16入りを逃した。

 先発マウンドは1回戦で選抜準優勝の明豊を完封したプロ注目の深沢ではなく、甲子園初登板の岡本だった。4回まで粘りの投球を見せたいたものの、5回に集中打を浴びて、2ー4と2点リードされたところで深沢にスイッチ。ドラフト候補も代わりばなに適時打を浴びた。

 「先発の岡本は変化球を打たれ始めたら、代えようと思っていた。(初回に)2点取られたところで、代えても良かったかな、ちょっと遅れたかな…」

 今大会最年長、73歳の持丸修一監督のコメントに、後悔の念がまじった。打線は3回に2点差を追いついたものの、6回からマウンドへ上がった相手右腕の岡本にかわされた。

 「岡本君の球はシュートも、外へのボールも曲がりが大きくうまく打てなかった」

 進撃は止まっても、コロナ禍が続く夏に手にした収穫も大きい。「選手は本当によく成長してくれた」。創部以来、初めて手にした甲子園1勝の価値は計り知れない。

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