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ソフトバンク・工藤監督「僕の判断で僕のミス」 継投裏目、走塁ミスも重なり痛恨の連敗

[ 2021年8月22日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6-8ロッテ ( 2021年8月21日    ペイペイD )

<ソ・ロ15>8回1死二塁、打者・デスパイネの時に二走・栗原は三盗に失敗しベース上で動けず・・(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクは21日、ロッテに6―8で痛恨の逆転負けを喫した。6回までに5点をリードしたが7回に追いつかれ、9回に投入した岩崎翔投手(31)が3失点し勝ち越された。5―5の8回の攻撃では、無死二塁で犠打のサインで打者がボールを見送ると、走者の周東佑京内野手(25)が帰塁できずアウト。攻撃も継投も策が裏目に出ての連敗で首位オリックスと5・5ゲーム差に広がった。

 前夜の再現VTRのようだった。「嫌なイメージを払拭(ふっしょく)するには、投げて抑えるのが次につながると思う」との考えで、工藤監督は5―5の9回、岩崎を送り出した。前日、同点の9回にエチェバリアに決勝3ランを浴びていた新守護神に再び託した。

 2死一、二塁でレアードに適時内野安打。続く代打・佐藤都には2夜連続被弾となる2ランを浴びた。今季3敗目に「負けたのは自分のせい。本当に申し訳ない」とうなだれた。

 攻守での裏目が5点差からの逆転負けにつながった。結果的に継投のタイミングがまずかった。中継ぎ陣も誤算だった。先発の石川は5回1死まで無安打投球。2試合連続2桁となる11奪三振と力投も、球威が落ちたとみた5―0の7回1死満塁で交代。左キラーの嘉弥真がマウンドへ。しかし、代打・角中に押し出し四球。スイッチした甲斐野は藤原、中村奨に連続適時打を浴び、振りだしに戻った。継投に指揮官は「僕の判断で僕のミスです」と悔やんだ。

 8回、機動力でかく乱を狙った策が裏目に出た。左前打で出塁の柳田の代走に周東を投入。栗原の打席の初球に二盗成功も、2球目をバントの構えから見逃した後に、第2リードを取り過ぎた周東は捕手から二塁送球されアウトになった。

 栗原は右線二塁打を放ち、デスパイネの5球目にノーサインで三盗を試みたが失敗。リプレー検証でも覆らず。好機を連続で逸した。

 工藤監督は「彼(周東)自身も三塁に向かってセーフになりたかったので。怒って良くなるわけではない。(栗原も)結果アウトだったが積極的だった」と、両者を責めなかった。

 これで後半戦初の連敗。ロッテ戦は今季4連敗となった。ナイターが終われば、すぐに次のデーゲームだ。「ここから大きく人は変わることはない。助け合っていかないといけない」。貯金は1に減り、首位オリックスと5・5ゲーム差。裏目の敗戦を忘れ、今いるメンバーで何とかするしかない。 (井上 満夫)

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