西武 自力V消滅…今井8回2失点完投も打撃沈黙

[ 2021年8月22日 05:30 ]

パ・リーグ   西武0―2オリックス ( 2021年8月21日    京セラD )

<オ・西>8回2失点完投した今井(撮影・後藤 正志)
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 西武は今井が8回2失点で完投も打線が沈黙し、宮城相手に5戦5敗。同戦6連敗で首位と10ゲーム差に広がって自力優勝の可能性が消えたが、辻監督は「(自力優勝を)気にしたことはない。一試合一試合、前向きに戦うだけ。こういう時もある。選手はしっかりと前向きにやっている」と声を絞り出した。

 今季は開幕から山川、外崎ら主力が相次いで故障離脱。5月末には主将の源田が新型コロナウイルスに感染した。投手では守護神に定着した平良、野手では呉念庭(ウーネンティン)、愛斗ら若手が台頭。だが18、19年のリーグ2連覇の原動力となった強力打線が、リーグ5位の352得点と低迷している。辻監督は「明日は打線が奮起して早く点を取ってやれるように頑張ります」と必死に前を向いた。(花里 雄太)

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2021年8月22日のニュース