大谷翔平 初回に“弾丸”左中間二塁打で3試合連続安打!「1番・投手」でリアル二刀流出場

[ 2021年8月13日 10:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス―ブルージェイズ ( 2021年8月12日    アナハイム )

<エンゼルス・ブルージェイズ>初回無死、大谷は左中間二塁打を放つ(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は12日(日本時間13日)、本拠地アナハイムでのブルージェイズ戦に「1番・投手」で投打同時出場。「1番・投手」は6月30日(同7月1日)のヤンキース戦以来、今季2度目で、第1打席に3試合連続安打となる左中間二塁打を放った。

 初回の第1打席、1ボール2ストライクからブ軍の先発右腕ベリオスの内角直球に差し込まれながらも、力で左中間に運ぶ二塁打。打球速度は112マイル(約180キロ)で、10日(同11日)の同カードダブルヘッダー2試合目から続く連続安打を「3」に伸ばした。2回1死二塁の第2打席は四球、3回2死二塁の第3打席は中飛、左腕スニードと対戦した6回無死の第4打席は見逃し三振だった。

 投げては、今季17度目の先発登板で、投打同時出場は14度目。初回は2死から初対決となったゲレロに左前打されたが、続くヘルナンデスを左飛に打ち取った。2回は3者凡退。4点リードとなった直後の3回は先頭打者に四球を出したものの無失点に抑えた。4回は1死二塁からヘルナンデスに左前適時打、2死二塁からグリチェクに右中間適時二塁打され2失点。5回は3者凡退、6回は2死からゲレロに四球を与えたが、無失点に抑え、この回でマウンドを降りた。

 前回登板の4日(同5日)のレンジャーズ戦は「2番・投手」で投打同時出場し、6回4安打1失点、6三振でメジャー自己最多を更新する6勝目。打者では3打数無安打だった。

 前日11日(同12日)の同カードでは「1番・DH」で打者として先発出場し、38号2ランを放つなど3打数1安打2打点1四球。この日の試合前までの通算成績は、投手は16試合で6勝1敗、防御率2・93、打者は109試合で382打数102安打84打点、38本塁打、16盗塁で打率・267となっていた。

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