母に感謝のサヨナラ打 甲斐の強靭な肉体と心を育んだ愛情「親孝行」の金メダルを

[ 2021年8月3日 05:30 ]

東京五輪第11日 野球準々決勝   日本7ー6米国(タイブレーク延長10回) ( 2021年8月2日    横浜 )

<日本・米国>10回1死二、三塁、甲斐は右越えにサヨナラ打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 <記者フリートーク ソフトバンク担当・井上 満夫>

 甲斐は侍ジャパン入りが決まると、地元・大分に住む母・小百合さんに改めて感謝を伝えたという。タクシードライバーとして女手一つで育て上げた母。自然と子供の頃の話にも花が咲いた。

 「こういった体に母ちゃんが産んでくれたのは本当にうれしい」と言うほど、昔からケガには強かった。少年野球の大会前、いつも遊んでいた公園でヘッドスライディングをして、マンホールに中指をついて骨折。それでも指をテーピングで固定し、試合で投げた逸話もある。「その翌日、おじやか何かを作ってくれたけど、火加減が中途半端で僕と母ちゃんで吐いた。そんな話もしましたね」。今となってはいい思い出だ。大好きな「おふくろの味」はご当地グルメのとり天で「唐揚げも好きだけど、母ちゃんが作るとり天は最高」と言う。

 育成選手から侍ジャパンの正捕手へと成長を遂げた甲斐。「本当に母ちゃんには感謝ですね」。最高の親孝行は金メダルとなる。

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