“世代最速の男”明桜・風間球打の初戦は帯広農 「目標は158キロ」甲子園最速タイ記録狙う

[ 2021年8月3日 16:35 ]

風間球打
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 第103回全国高校野球選手権(9日から17日間、甲子園)の組み合わせ抽選会が3日午後4時からオンライン形式で行われた。

 4年ぶり10度目の出場となる秋田・ノースアジア大明桜は初戦の相手が帯広農に決まった。

 世代最速の157キロを誇るエース右腕・風間球打(きゅうた=3年)は初の甲子園に腕を鳴らした。

 「甲子園という舞台で戦えることを楽しみにしています。練習でも“早く投げたいな”という気持ちで1日1日を過ごしています」

 秋田大会準々決勝の秋田戦で自己最速を4キロ更新して世代最速となる157キロを計測。決勝戦も完封勝利を挙げて初の甲子園出場を叶えた。高知・森木、市和歌山・小園ら同世代のライバルが不在の聖地にも「自分は打者と戦う。(相手が)どこでも気負わずに自分の投球をできれば。自分が“全国でここまで通用するんだぞ”という所を見せたい」と力を込めた。

 世代最速の直球に注目が集まることは必至。甲子園大会の最速は01年夏に日南学園・寺原隼人(元ソフトバンクなど)が計測した158キロ。風間は「目標は158キロ。甲子園でどれだけ投げられるかというのは凄く楽しみ。今、凄く投げたいです」とまずは最速タイを目標に掲げた。

 秋田大会は3試合に登板し26回を投げ32奪三振、失点はわずか3と圧倒したが、慢心はない。大会後は直球を低めに集めること、変化球でカウントを取ることをテーマに練習に励んだ。

 2番手にスライダーなど変化球を武器にする右腕・石田一斗(いっと=3年)も控える投手陣は大会屈指。輿石重弘監督は「うちのテーマは一戦決勝なので、風間が全試合先発するかもしれません。今まで球打には期待すればするほど、応える投球をしている」と大黒柱に信頼を寄せた。

 「全国では無失点という気持ちで投げきりたい。(東北初の)全国制覇を目指してチーム一丸でやっていきたいです」と風間。2年ぶりの夏の甲子園に怪物がやってくる。(柳内 遼平)

 ◇風間 球打(かざま・きゅうた)2003年(平15)10月11日生まれ、山梨県甲州市出身の17歳。小1から野球を始め、塩山中では「笛吹ボーイズ」でプレー。ノースアジア大明桜では1年春からベンチ入り。遠投100メートル。50メートル走6秒7。高校通算5本塁打。憧れの選手はエンゼルス・大谷。1メートル83、80キロ。右投げ左打ち。

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