巨人・ビエイラ 大谷超え球宴史上最速163キロ!「アドレナリンが凄く出た」

[ 2021年7月17日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021第1戦   全セ5―4全パ ( 2021年7月16日    メットライフD )

<全パ・全セ>全セ7番手で登板したビエイラ
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 球宴初出場の全セ・ビエイラ(巨人)が、球宴史上最速の163キロを計測した。同点の8回から登板し、レアードへの初球に14年の日本ハム・大谷(現エンゼルス)が計測した162キロを更新。「普段から接戦で投げたい気持ちが強い。いい場面で投げることができてアドレナリンが凄く出た」と笑顔で振り返った。

 打者4人への計10球中、9球直球を投じる力勝負。4球が163キロを計測して1安打無失点に抑えると、マウンド上で胸を叩いた。自慢の剛球でパの強打者を封じ込むと、直後の攻撃で全セが勝ち越し。勝利投手となり「初めてのオールスターで非常にいい場面で投げることができてうれしいですし、光栄です」と喜んでいた。

 《日本シリーズでは164キロ》8回に登板したビエイラ(巨)が163キロをマーク。球宴では14年第2戦の大谷(日)の162キロを上回る最速となった。なお、日本最速は大谷とコルニエル(広)の165キロ。ビエイラは昨年の日本シリーズでを記録している。

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