阪神・中野 球宴初出場9回2死から押し出し四球で決勝点 守備でも収穫!巨人・坂本から金言ゲット

[ 2021年7月17日 05:30 ]

マイナビオールスターゲーム2021第1戦   全セ5-4全パ ( 2021年7月16日    メットライフD )

<全パ・全セ(1)> 9回2死満塁、中野は押し出しの四球を選ぶ(撮影・平嶋 理子)                    
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 初出場の阪神・中野が決勝点を生み出す押し出し四球を奪った。

 4―4で迎えた9回2死満塁の第1打席。フルカウントからの8球目、益田が投じた外角高めの速球を見極めて一塁へ歩いた。途中出場した7回の守備では痛恨の失策を犯しながらも、打撃では勝利に貢献。

 「四球を選んだ瞬間は非常にうれしかった。(巨人の坂本からは)状況に応じた守備をするのを教わった」。早くも収穫を得た新人は先発予定の第2戦で、さらなる手応えをつかむ。

《決勝押し出しは49年ぶり2度目》中野(神)が9回に決勝の押し出し四球を選んだ。球宴の押し出し四死球は09年第1戦の里崎(ロ)以来12年ぶり9人目。新人では初めて。また押し出し四球が決勝点となったのは72年第2戦のジョーンズ(南海)以来49年ぶり2度目だ。

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2021年7月17日のニュース