静岡高4番・池田「打てる気しかありませんでした」 値千金の初回先制二塁打でコールド貢献

[ 2021年7月17日 21:38 ]

<浜名・静岡>初回2死二塁で左中間に先制二塁打を放つ静岡の4番・池田
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 第103回全国高校野球選手権静岡大会は17日、静岡市の草薙など8球場で2回戦16試合が行われた。19年以来(昨夏は中止)の甲子園出場を狙う第4シード静岡高は、浜名に8回コールド7―0で快勝。不動の4番・池田惟音左翼手(3年)が先制の左中間二塁打を叩き出し、投打の歯車がかみ合う流れをつくった。

 1本出たか、出なかったかで展開は大きく変わっていた。初回先頭の渋谷泰生二塁手(3年)が左前打と二盗でチャンスを広げながら後続2者が凡退。池田は応えた。逆らわず左中間へ先制の適時二塁打。「外のカーブかスライダー。うまく捉えることができた。完ぺきでした」と声を弾ませれば、池田新之介監督(44)も「打つべき人が打ってくれた。初回が大きかった」と称賛した。

 ラストサマーの大事な初戦。主導権を握れたことに大きな意味がある。長身1メートル92のプロ注目エース右腕・高須大雅(3年)が自分の後ろ、5番を打つようになって以降、必ず「次に良いバッターがいるから気楽に打って来いよ」と声を掛けてきたが、この日はひと言もなかった。

 「相当緊張していたんだと。“打たなきゃいけない”と思いましたし、打てる気しかありませんでした」

 もちろん、直前の練習試合で桐陽、浜松工のシード勢から本塁打を連発し通算20号に乗せるなど、良い感じて入れたこともある。さらに、予想した浜名の軟投派左腕・竹内対策もバッチリ。「引っ張ったら負け。センターから左方向へ打つ良いイメージしかなかったです」と思惑通りの打席に胸を張った。

 投打で躍動した高須とチームを救う主砲の価値ある一打。勝ち味に遅かった静高が、本来持つ真の実力をさらに発揮する。 (小澤 秀人)

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