球宴史上初の快挙! ソフトB・栗原が4ポジション守る 一塁→三塁→左翼→捕手→一塁

[ 2021年7月17日 21:00 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全パ4―3全セ ( 2021年7月17日    楽天生命パーク )

<全パ・全セ>8回、捕手の守備位置につく栗原(打者は鈴木誠、左は三走・大島)(撮影・坂田 高浩)
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 ソフトバンクの栗原陵矢捕手(25)が初出場となった球宴で究極のユーティリティーぶりを見せつけた。

 全パの「8番・一塁」で先発出場すると、4回から「三塁」、7回から「左翼」、8回から「捕手」と守備位置を変え、球宴史上初の1試合4ポジションを制覇。9回には再びスタート時の「一塁」に戻り、4―3での勝利は一塁で迎えた。

 打席では二ゴロ、中飛、二ゴロで3打数ノーヒット。前日16日の第1戦(メットライフD)では7回に代打で登場して見逃し三振に終わり、その後、三塁の守備にもついていた。

 昨季はリーグ戦で自身初の規定打席に到達し、キャリアハイの17本塁打をマーク。巨人と対戦した日本シリーズでは初戦で相手エース菅野から2回の先制2ランを含む3安打4打点の活躍を見せるなど全4試合で打率・500(14打数7安打)の好成績を残してMVPを獲得したが、新たな“勲章”が加わった。

 なお、栗原は試合前に行われたホームランダービーでは同じ福井県出身であるオリックス・吉田正尚外野手(28)の打撃投手も務め、吉田正の優勝にも貢献している。
 

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