ヤクルト・村上 本塁打競争打球速度No・1で日産リーフ賞受賞

[ 2021年7月17日 18:25 ]

マイナビオールスターゲーム2021第2戦   全パ―全セ ( 2021年7月17日    楽天生命パーク )

<全パ・全セ>日産リーフ賞を受賞した村上(右) (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 ヤクルト・村上宗隆内野手(21)が、2日間の本塁打競争を通じて「打球の平均速度が一番速かった選手」に贈られる「日産リーフ賞」を受賞した。村上は平均速度が時速157キロ。155キロだった阪神・佐藤輝、西武・山川との接戦を制した。

 セ・リーグの本塁打争いで巨人・岡本に1本差の26本を放っている村上は、この日の第2戦に登場。投手を務めた巨人のブルペン捕手・河原から豪快なアーチを連発した。

 ソフトバンク・柳田との1回戦では、2分の制限時間で20秒以上を残して6本。オリックス・吉田正との準決勝は1本差で敗れたものの5本塁打を放った。打球速度160キロ台のライナー性の当たりで柵越えするなど、本塁打競争の出場選手で最年少ながら大いに盛り上げた。

 村上には本塁打競争のサブスポンサーである日産自動車の日本マーケティング本部・増田泰久副本部長から「日産リーフ」が贈呈された。同車は走行中のC02排出ゼロの100%電気自動車(EV)。2010年の発売以降、世界各国で乗られており、18年ワールド・カー・アワードの「ワールド・グリーン・カー」などを受賞している。EVならではの圧倒的な加速とハンドリングが魅力で、巧みなスイングスピードの速さと鋭い打球でアーチを描いた村上にダブる。

 村上にとっては、侍ジャパンでの活躍を期待させる受賞となった。

続きを表示

2021年7月17日のニュース