ロッキーズもコロナ禍で混乱 ブラック監督を含む6人が離脱

[ 2021年7月17日 15:09 ]

センザテラに代わって急きょ先発したロッキーズのゴンザレス(AP)
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 大リーグの球宴が開かれたコロラド州デンバーを本拠にしているロッキーズが、後半戦の初戦でヤンキース同様に新型コロナウイルスの感染で混乱する事態となった。

 クアーズ・フィールドで開催された14日の球宴ではワクチン接種者はマスクなしでの観戦が認められていたが、16日になってロッキーズのバド・ブラック監督(64)、ロン・ギデオン一塁コーチ(57)に加え、この日先発する予定だったアントニオ・センザレラ投手(26)、ジョーリス・チャシン投手(33)、ヨナサン・ダーザ(27)外野手のベネズエラ勢3人と、米マイアミ出身のヤンシー・アルモンテ投手(27)の計6人が新型コロナウイルスの感染防止規定(プロトコル)の対象となってチームから離れた。

 センザレラに代わって17日に登板する予定だったチチ・ゴンザレス(29)が急きょ先発したが4回で7失点。試合は4―10で敗れ、ロッキーズは40勝52敗となった。

 勝ったドジャースは3連勝で57勝35敗。先発したフリオ・ウリアス(24)は5回2/3で4失点ながら、カブスのカイル・ヘンドリクス(31)に並ぶハーラートップの12勝目を挙げている。

 なおコロラド州では球宴を前にして感染防止に関する各種制限が全面的に撤廃されていたが、1日の感染者が300人台だった6月下旬までとは違って15日には新たに547人の感染が判明。他の州同様に感染者数は上昇に転じていた。

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2021年7月17日のニュース