府内“初”の女性指揮官・山田幸恵監督が率いる箕面自由学園は7年ぶり星ならず

[ 2021年7月17日 17:44 ]

第103回全国高校野球選手権 大阪大会 1回戦   箕面自由学園5-12追手門学院 ( 2021年7月17日    大阪シティ信用金庫スタジアム )

<箕面自由学園・追手門学院> 2回1死三塁、甚田の中前打で帰塁した先制適時3塁打を放った山田(5番)をベンチで迎える箕面自由学園・山田幸恵監督(右) (撮影・亀井 直樹)
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 府内“初”の女性指揮官で就任2年目の山田幸恵監督(25)が率いる箕面自由学園は14年以来7年ぶりの1勝を目指したが、7回コールド負けで涙を飲んだ。

 2回に主将で「7番左翼」の甚田蒼人(3年)の右前適時打などで2点を先行したが、3回に4点を奪われ逆転されると、6回で2―10の劣勢。それでも7回に3点を返し、一時はコールド負け圏内を脱出する粘りを見せた。

 府高野連によると「おそらく」初めてという女性監督は「悪い流れになったときでも声を切らさず、9回までやり切ろうという気持ちが出ていた。最後まで諦めない、いい姿勢でした」とナインの頑張りを称賛。「女性だから、と思われないように心がけている」といい、就任と同時に丸刈りを廃止した。これだけが理由ではないが、現在の3年生部員が8人のところ、就任後は昨年18人、今年24人と新入部員が増加傾向にある。

 「年が離れていないので、いい意味でしゃべりやすい。“監督”ではなく“山田先生”と呼んでいます。“○○しろ”と指図されることはない。自分も上から目線にならないようにしたい」と甚田が話すように、選手と同じ目線の指導が慕われている。スタメン9人中、2年生が6人。「自分たちより力があると思う。来年は8年ぶりの勝利を挙げてほしい」。新時代の指導者の下、箕面自由学園ナインはたくましくなって帰ってくる。

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